AppSheetでは、フォーム入力や表示項目の整形に関数を活用できます。その中でも「文字列の一部を置き換える」のに便利なのが SUBSTITUTE() 関数です。
この記事では、SUBSTITUTE() の基本的な使い方から、実際の業務に活かせる事例まで解説します。
SUBSTITUTE関数とは?
SUBSTITUTE(text, oldText, newText)
指定した文字列内の 特定の文字列 を 別の文字列 に置き換える関数です。
基本の使い方
例1:ハイフンを削除
SUBSTITUTE("123-456-789", "-", "")結果 → 123456789
例2:略語を正式名称に変換
SUBSTITUTE("Dept: HR", "HR", "Human Resources")結果 → Dept: Human Resources
例3:コードの形式を整える(記号削除)
入力された商品コードに記号が含まれていた場合、それを除去する例です。
対象列: [商品コード]
目的: 記号を除去して比較可能なコードにする
SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE("AB-12_34 56", "-", ""), " ", ""), "_", "")結果 → AB123456
例4:改行コードの除去
外部連携のテキストデータで改行が含まれている場合、一行にまとめることで整形します。
SUBSTITUTE([備考],
, " ")🔍 第1引数として実際に改行を入力します。
例5:フォーム内の案内メッセージ整形
SUBSTITUTE("お問合せ先:【support@example.com】", "【", "")複数文字を順に除去したいときは入れ子にします
SUBSTITUTE(SUBSTITUTE("お問合せ先:【support@example.com】", "【", ""), "】", "")結果 → お問合せ先:support@example.com
応用:複数回出現する文字を置き換える
SUBSTITUTE() は対象の文字が複数回出現しても文字列中のすべてを置き換えます。
SUBSTITUTE("A,B,C,D", ",", "・")結果 → A・B・C・D
補足:他関数との組み合わせ
まとめ
| 用途 | 式例 |
|---|---|
| 記号の除去 | SUBSTITUTE([code], "-", "") |
| 複数文字の削除 | SUBSTITUTE(SUBSTITUTE([text], "【", ""), "】", "") |
| 改行削除 | SUBSTITUTE([備考], , " ") |
| 略語の変換 | SUBSTITUTE("Dept: HR", "HR", "Human Resources") |

